auの「未成年WEBフィルター」が2027年3月末で終了
auは2026年10月1日、「未成年WEBフィルター」を2027年3月31日で終了すると発表しました。
3月31日時点の契約は、au側が4月1日〜30日に順次解約するため、解約手続きは不要です。4月以降は順次利用できなくなるので、代替サービスの設定はそれぞれで行う必要があります。
携帯回線のWeb制限から、端末・アカウントの管理へ
携帯電話会社によるWeb制限には、長い歴史があります。KDDIは2003年11月に「EZweb利用制限」を導入しています。今回の終了対象とは別のサービスですが、携帯電話で見られるサイトを制限する仕組みは、20年以上前から提供されてきました。
「未成年WEBフィルター」も、アクセス先のURLをもとに不適切なサイトを制限するサービスです。一方で、アプリやWi-Fi通信利用時のアクセス制限はできないという欠点があったりしました。たとえば、自宅のWi-Fiでは「未成年WEBフィルター」での制限はかからなかったわけですね。
で、最近では端末(スマホ)側でこうした制限をかける手段が充実してきています。Appleは2018年のiOS 12でスクリーンタイムを導入、Googleも同年4月に日本でファミリーリンクの提供を開始し、アプリや利用時間を保護者が管理できるようにしています。
auは具体的な終了理由を明示していませんが、今回のサービス終了は、こうした端末側での管理が浸透したきたことが背景にあるのかなと思います。
子供の端末に合わせて移行先を選ぶ
2026年10月6日時点で、auは次のサービスへの移行を案内しています。表のリンクから設定方法を確認できます。
| 子供が使う端末 | 移行先・設定方法 |
|---|---|
| iPhone/iPad | スクリーンタイム(PDF) |
| Androidスマートフォン/タブレット | ファミリーリンク(PDF) |
| 4G LTEケータイ | あんしんフィルター for au |
すでに使用している場合も、改めて子供のアカウント・端末が管理対象になっていて、制限が有効かを確認してみると良いかもしれません。特に、スクリーンタイムやファミリーリンクであればWebサイトのフィルタリングだけでなく、以下のようなこともできます。
- アプリ:新しいアプリの追加を保護者の承認制にし、対象年齢も確認する。
- 利用時間:1日の上限や就寝中の制限を決め、家族への連絡に必要な機能は使えるようにする。
- 課金:ストアやアプリ内での購入について、保護者の承認を必要にするか、購入を制限するかを決める。
この機会にぜひ確認してみてください。
直近で成人になった人は嬉しいかも
この「未成年WEBフィルター」ですが実は成人になっても自動解約になりませんでした。
ご利用者が成人になった場合は自動的に解約されませんので、解約のお手続きをお願いします。
(未成年WEBフィルター | サービス・機能 | auより)
今回のサービス終了伴いこの手続きなしで自動解約になります。ちょうど成人になる人、既に成人しているけど放置していた人には嬉しい誤算かもしれませんね。