去年に続いて今年も9月末が区切りになる
昨年は、ふるさと納税ポータルサイトによるポイント付与が2025年10月から禁止されるということで、9月末に駆け込んで寄付しました。
今年も同様に2026年も10月から制度が変わるため、駆け込んだ方がよさげな感じです。毎年変わって忙しいですね。しかも各ふるさと納税サイトを見ると、9月30日までの特集やキャンペーンがいろいろ始まっています。
2026年10月から返礼品の基準などが変わる
2026年10月からふるさと納税で自治体が寄付金を使う際の基準や、返礼品を地場産品と認める基準が変わります。
財務省の令和8年度税制改正の大綱では、寄付金から募集費用を引いた「寄附金活用可能額」を、寄付金全体の60%以上にする基準が設けられました。いきなり60%ではなく、2026年10月から2027年9月までは52.5%、その後段階的に割合が引き上げられます。
返礼品についても、区域内の工程で価値の過半が生じていることを価格に基づいて証明することや、一般販売価格に比べて不自然に高い価格で自治体が調達しないことなどが求められます。この影響で現在掲載返礼品は、
- 9月30日で受付終了
- 10月から寄付金額を変更
- 同じ寄付金額でも内容量を変更
のような対応が行われる可能性があります。すべての返礼品が10月から一斉に悪くなるわけではありませんが、毎年頼んでいるものや既にお気に入りへ入れているものが、そのまま残るとも限らないようです。
各サイトも9月末までの企画を実施している
この制度変更と同じタイミングで、各ふるさと納税サイトも特集やキャンペーンを実施しています。たとえば、ふるなびは最大で20%ふるなびマネーが増量されるキャンペーンが実施されています。
20%増量ってすごい。ただ、よく読むと20%のうち15%の増量は上限が1000円です。
本キャンペーンによる「ふるなびマネー(期間限定)」の付与上限は、期間中合計で1,000円分となります (最大15%誰でももらえる!2026年9月のふるなびマネー増量キャンペーン|ふるなびマネー)
なので、“5%+1000増量”と考えるほうが実体にはあってそうです。
ポイント禁止後もキャンペーンがあるのはなぜ…?
ところで、昨年からふるさと納税ポータルサイトが寄付に伴って独自のポイントなどを付与する仕組みは禁止されました。
ただ、これはあくまで「ふるさと納税(寄付)の決済に連動してポイントを付与すること」であって、決済サービスそのものがお得になることは禁止されていない、という解釈になるようです。
ふるなびマネーは、「寄付に対する還元」ではなく「電子マネーを増量する」という建付けにすることでお達しをうまいこと回避しています。ふるさと納税する1個人からすれば引き続きお得にできそうでありがたいですが、複雑な規制が増えるとそれこそ各社「ふるなびマネー」のようなシステム開発にお金が必要になりふるさと納税へのコスト増加、結果返礼品のお得度も年々減少…していきそうなことも考えられそうで不安な気持ちもあります。
返礼品を確認しよう
ふるさと納税は本来応援したい自治体に納税するものとしてスタートしたはずで、そのような問題意識からポイント付与禁止などの動きがあります。今回の返礼品基準の変更も同様です。ただ、1個人としては返礼品がもらえるのはやはり魅力的なわけで、もらえるものは貰っておいた方が良いというのが私の考え方です。
今年もお得なに返礼品をもらうには、欲しい返礼品があれば2026年も9月中に寄付しておくのがよさそうですね。返礼品が10月以降も同じ条件で残る保証はなく、9月末は各サイトの混雑も予想されています。さっさとお気に入りや過去の寄付履歴を確認しておかないと…